お相撲英語SumoEnglish

相撲観戦と英語学習。Watching Sumo wrestling and studying English.初心者です(^^)。I'm a beginner.

What is KADOBAN??「カド番とは」を英語で説明しよう

こんにちは〜! 今日も、相撲関連の英文を読んで英語を勉強していこうと思います。

本日は、「カド番大関」のことを説明する英文特集です!


そもそも、「角番」の意味を説明するのって、少しむずかしいですよね。英語じゃなくて母国語で説明するにしても。



「角番」に関連する英語のネットニュースの中からいくつか英文を引用させてもらって、辞書で調べた意味も併せて載せていきます。



例文1

Tochinoshin is in “kadoban” — sumo jargon commonly interpreted as “in a corner,” which refers to a situation of being at risk of demotion from ozeki. 


jargon:専門用語
interpret:解釈する、通訳する
refers to:〜を意味する
at risk:危機にさらされる
demotion:降格


栃ノ心はカド番だ』のことは英語では『Tochinoshin is in “kadoban” 』となっています。ここには前置詞『in』が入るんですね。


"jargon" は『ジャーゲン』のような感じの発音。"sumo jargon"だと「相撲用語」のことですね。


"interpret" は「解釈する」とか「通訳する」という訳が載っていました。この文章だと、どちらの訳が適切でしょう…?どちらも合っているような気がします。
"interpret"のあとには"as"がワンセットでついてきます。(この"as"も前置詞でしょうか)


"refer to"で調べると「〜を参照する」という訳が出てくるのですが、"refers to"で調べると「〜を意味する」という訳がネットの辞書に載っていました。


降格(demotion)の反対語である『昇格』は"promotion"です。似ていますね。


栃ノ心は『カド番』です --- 『カド番』とは、一般的には "in a corner(角で)" と解釈される相撲用語で、大関から降格するリスクのある状況のことを意味します」




例文2

Ozeki will be demoted to sekiwake when they have makekoshi for a second consecutive tourney. 


demoted to〜:〜に格下げされる
「負け越し」は日本語のままで書いてありました。


この文章は

大関は、2場所連続負け越ししたときに、関脇に格下げされます」

という意味だというのはもちろん分かるのですが、この英語の文章は、私としてはちょっと気になるところ、解せないところがいくつかあります。


まず、なんで ”two"ではなく"second consecutive tourney"と書いてあるのか。"two"だと「ふたつ」で、"second"だと「二番目の」という意味ですよね。もしかして、どちらでもいいのでしょうか?それとも "second"じゃないとだめなんでしょうか。


そしてその前には"a"が付くというのも難しい。英語圏の人なら自然にここに"a"をつけるのでしょうか。私だったら絶対忘れそうな気がしてしまいますけど…。というか、この"a"は必要あるのでしょうか。


更にその前の"for"というのもまた、解せないというか、なんで"for"なんだろう。


もし私がこの意味の英語を書いたとしたら、"when they have makekoshi for two consecutive tournys". って書いちゃうと思うけど、これだと誤りでしょうか。どっちでもいいのかな?




例文3

Tochinoshin is fighting as a demotion-threatened "kadoban" ozeki and needs at least eight wins to maintain his status at the next grand tournament.


demotion-threatened:降格に脅かされた
maintain:維持する


"demotion-threatened"というかたちで一つに繋がっている英語としては、辞書には載っていませんでした。
”demotion-threatened"でネット上のニュースを検索してみたら、ヒットしたのはほとんどが相撲の記事で、その他に少しサッカーの記事もありました。


「次の本場所で」というときの前置詞は"at"。


栃ノ心は降格に脅かされるカド番大関として戦っていて、次の本場所でも彼の番付を維持するためには、少なくても8勝は必要です。」



まとめ

ハイ、今日の英語学習はここまで。ありがとうございました。m(_ _)m

とりあえず、今回の秋場所栃ノ心が角番脱出できて良かったなと思いますが、今後も少し心配ですね〜。外国の相撲ファンの人も、そのへん心配したりしているのでしょうか。



今回、記事を引用させてもらったサイトを紹介します。↓
the-japan-news.com



ハッキヨイ!せきトリくん ひよの山の英会話に待ったなし!
↑こちらは、相撲と絡めて英語を勉強できる本。イラストもたくさんあってカラフルです。おすすめ。