平成30年大相撲秋場所4日目、各取組内容・結果、NHK〈朝乃山・豊山〉インタビュー
こんにちは!りほです。
平成30年(2018年)大相撲秋場所、もう4日目です。
今場所初日は、十両幕内力士には休場力士はいませんでしたが、三日目から青狼が、今日・4日目からは旭大星が休場となってしまいました。
私はお昼は仕事があったので、初日から3日目までは5時以降の相撲しか見ていないのですが、今日はお休みなので、早い時間帯の取組も見られそうです。
3日目までの勝敗を見てみると…まず、豊山が0勝というのが意外!昨日の横綱稀勢の里との相撲も、勝負は負けたけど相撲は豊山が勝っていた感じですよね。大関高安との取組も善戦していましたし。
今更ですが、貴乃花部屋の貴ノ岩が帰り入幕だったんですね。めでたい。今日・4日目は嘉風との相撲、楽しみです。
平成30年大相撲秋場所4日目の各取組み内容
今日のそれぞれの取組内容など、印象に残ったところを書いていきます。ところどころ見られなかった相撲もありますがご了承ください。
臥牙丸ー○炎鵬
立合い、瞬時に炎鵬が大きく右に飛んで変化、叩き込みで炎鵬の勝ち。
変化というと消極的な作戦ってイメージがありますが、今日の炎鵬は、戦う変化、積極的な変化でした。
<四日目の様子>十両取組。炎鵬 はたき込み 臥牙丸。#sumo #相撲 pic.twitter.com/AqANZYQN9R
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月12日
翔猿○ー白鷹山
白鷹山の突っ張り、白鷹山の腕がとても重そうに見えました。
その突っ張りを、翔猿がいなして土俵際に持っていき押し出し。飛猿の勝ち。
千代ノ皇○ー照強
照強も、十両が長くなりましたね。
前に巡業で、照強が山盛りの塩を盛大にまくのを見て、「巡業のときだけ、パフォーマンス的に大量の塩まきをやっているのかな」と思っていましたが、本場所でもやっていたんですね。
仕切りのときも、取組のときも、照強の動きがキビキビしていました。
照強が、立合いすぐに左手で前回しを取りましたがすぐに切られ、土俵際を回り込んで逃げようとするも、千代ノ皇がそれを阻止して押出し、千代ノ皇の勝ち。
ライバルインタビュー・朝乃山、豊山
ライバル同士ということで、朝乃山と豊山のインタビューが流れました。けっこう面白かったです。お互い、ライバルだと認識しあっている様子。
インタビューは録画で、二人一緒にではなく別々でインタビューを受けていて、二人が交互に登場して同じ質問に答える、という形でした。お互い相手についてどう思っているかなど、たくさん喋ってくれていました。
「三段目付出し」で同時にデビューした朝乃山と豊山。私はどうしても、頭の中でこの二人の名前と顔がごっちゃになってしまう時があったんですが、このインタビューで見たら、やはりそれぞれ個性があるなあという感じがしました。
話し方は、朝乃山は少し気が強そうな、威勢のいい感じ。ちょっと『ナマイキ』にも聞こえるかも。朝乃山は豊山のことを指して「あいつ」と何度も言っていたのが印象的。
豊山のほうが、ほんわかした感じの喋り方でした。朝乃山のことは「彼」か「朝乃山関」と呼んでいました。土俵入りの映像で、豊山が自分のお腹をゆっくり何回もなでていたのが印象的でした。
朝乃山が、「豊山よりも自分が勝っていると思うところは」という質問で、「応援タオル」「応援グッズは自分ののほうが売れていると思う」みたいなことを言っていましたよね。
お相撲さんが土俵上から客席を見て、「あ、あのお客さんオレの応援タオルを掲げてる」とか分かるということなんでしょうか。お相撲さんも、そういうのを見て喜んだりもするんですね、やはり。
でも、私のように「応援タオルを出したり、大声で四股名を言ったりして応援するのがちょっとはずかしい」「だから心の中だけで応援」というファンもいるので、お相撲さんのみなさん、声援が少ないからといってがっかりしないで欲しい……!!
幕内
隠岐の海ー○大栄翔
大栄翔、立合いは突っ張って攻めましたがすぐに引いてしまい、土俵際に追い詰められるも、上体を後ろにそらして土俵に残り、ひらりと横によけて、隠岐の海を「巻き落とし」て大栄翔の勝ち。
私のイメージでは、土俵際の魔術師といえば隠岐の海なのですが。
正代○ー阿炎
最初、阿炎が正代の首の近くを何度も突っ張り、その突っ張りを受ける正代の上体が後ろの方に反って、かなり苦しそうに見えましたが、阿炎の伸ばした手の下から正代があてがって、少し後ろに下がりながらもこらえ、最後は正代が左右と両手を差して寄り切り、正代の勝ち。
御嶽海○ー逸ノ城
御嶽海の脇はしまっていて、逸ノ城の脇は空いていたように見えました。
立合い、すぐに御嶽海が逸ノ城の体の下に入り込み、頭で胸を押し、両手で両脇を押し、下から持ち上げるような形で土俵の外まで押し出し、御嶽海の勝ち。
玉鷲ー○栃ノ心
何度か栃ノ心が後ろに引くシーンがあり、栃ノ心が引いたところに玉鷲がついていき、土俵際で栃ノ心は叩き込んで、軍配は栃ノ心に上がりましたが、物言いがついて、結局同体で取り直し。
この時、栃ノ心の目の上から血がたくさん出ていました。
取り直しの相撲は、玉鷲の突っ張りでアッという間に土俵際に追い詰められた栃ノ心が、土俵際で横によけて、玉鷲の力を後ろに逃がす形で突き落とし、栃ノ心の勝ち。
稀勢の里○ー魁聖
長い相撲でした。
立合い、差し手争いで、すぐに稀勢の里の左がのぞいて左四つになり、でも両者左肘を張って、両者上手が取れずに土俵中央でしばらく止まり、魁聖が土俵際に攻め込まれるもこらえて残し、先に魁聖が上手を取りましたが、そのあと稀勢の里が上手をとって、両まわしひきつけて寄り切り、稀勢の里の勝ち。
<四日目の様子>幕内の取組。稀勢の里-魁聖。#sumo #相撲 pic.twitter.com/bfDxdYcZWs
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月12日
稀勢の里も血が出てしまっていました。鼻血だったようです。
長い相撲が終わったあと、支度部屋へ引き上げていく魁聖の表情が、外国の俳優さんみたいでした。「疲れたよ!」って顔(^^)