2018年9月大相撲秋場所14日目!取組み内容・結果、感想。白鵬優勝決定&千勝
こんにちは!
平成30年(2018年)9月、大相撲秋場所14日目。今日は千秋楽の前の日ですが、今日、白鵬が勝ちさえすれば白鵬優勝決定です。
取組み内容、結果や感想を書いていきます。
妙義龍ー○貴景勝
実力者、技巧派の妙義龍と、新鋭、突き押しの貴景勝。
妙義龍は立ち合い張り手。両者当たり合って押し合いましたが、すぐに貴景勝が引いて引き落とし。貴景勝の勝ち。
貴景勝はずんぐりしていて掴みどころがないし、押しも強いし引きもあるので、相手にとってはやりづらい相手だと、解説の親方が言っていました。
正代ー○逸ノ城
正代は少し左にずれながら差しにいきました。
逸ノ城は構わずどんどん押していき、土俵際まで追い詰めたあとにスッと引いて叩き込み。逸ノ城の勝ち。
攻められても持ち直せる正代なので期待しましたが、負けてしまいました。正代は負け越し決定。逸ノ城は7勝7敗になりました。
<十四日目の様子>幕内取組。錦木(9勝5敗)小手投げ 松鳳山(6勝8敗)。嘉風(10勝4敗)突き落とし 朝乃山(7勝7敗)。貴景勝(8勝6敗)引き落とし 妙義龍(8勝6敗)。逸ノ城(7勝7敗) 叩き込み 正代(6勝8敗)。#sumo #相撲 pic.twitter.com/yDtjWiZ2Q3
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月22日
阿炎ー栃ノ心
阿炎は突っ張り。でも阿炎の手がバンザイになってしまい、栃ノ心がすぐにまわしを取って前に出ます。
このとき抵抗していた阿炎の片足が裏返って、足の甲が土俵についてしまい、そこに阿炎自身の体重も乗せてしまったように見えました。
でも取り組みは続いて、すぐに栃ノ心が下手投げ。栃ノ心の勝ち。
阿炎の足が裏返ってしまって痛そうに見えたけど、大丈夫でしょうか。
↑こういうふうになっていたので、本当はこの時点で負けなんだと思いますが、行司さんや栃ノ心は気づかなかったし、審判も、テレビの放送席もこれについては何も触れませんでした。取組み後、阿炎も少し痛そうにしてたのに。「もしかして、気づいているのは私と阿炎本人だけ…?」と勘違いしてしまいました。足、大丈夫かな?
御嶽海○ー高安
立ち合いドンとぶつかって、高安は左差し狙いでしたが、御嶽海は右手でしっかりおっつけて差させず左はハズ押し。両力士動いて攻めます。
途中で高安が左下手まわしをとって寄っていき、土俵際まで追い詰めました。
俵に足がかかった御嶽海は、右手で高安の左腕を押して、体ごとぐるっと左方向に振り返りながら突き落とし。御嶽海の勝ち。
御嶽海の足も土俵際ギリギリだったので物言いがありましたが、軍配通り。
御嶽海、ようやく勝ち越しです。場所の前半は連勝だったので、勝ち越しがずいぶん遅いような印象ですね。
豪栄道ー○白鵬
やはり、国技館の客席から豪栄道コールが起こりました。けっこう大きめ。私はちょっと、こういうコールは納得いかないんですよね…。ほんとに全員、豪栄道ファンなのかなー…?
白鵬と豪栄道、二人とも普段から立合いになかなかちゃんと手をつかないお相撲さんですよね…。ちゃんと立合い成立するか、心配になってしまいます(^^)
立合い。白鵬が立ってまっすぐ当たっていきましたが、豪栄道が立てずに不成立。
2回目の立ち合い。豪栄道は片手をついて、もう片方の手を空中に止めて白鵬を待っていましたが、白鵬は手をつかずに「間をきらって」、また蹲踞からやり直し。
もう、永久に合わないのではないかと思われましたが、3回目の立合いは成立して両者同時に立ち、すぐに右四つになり、すぐに白鵬がまわしを掴んで右後ろ方向に回転しながら両手で豪栄道をぶん投げて転がして白鵬の勝ち。決まり手は上手投げ。
<十四日目の様子>幕内取組。白鵬(14勝)上手投げ 豪栄道(11勝3敗)。白鵬が5場所ぶり41度目の優勝と、史上初の幕内通算1000勝を達成しました。#sumo #相撲 pic.twitter.com/BGkcuQMqWm
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月22日
今日は大相撲秋場所14日目。千秋楽を待たずして、白鵬の優勝が決定しました。白鵬の優勝、久しぶりです。
そして白鵬は幕内での勝ち星が「1000勝目」だそうです!
私は白鵬ファンなのですが、なんか素直に喜べないのはなんでだろう?なんとなく寂しいような、虚しいような気持ち。…って、単に自分の体調の問題か…?
明日千秋楽は白鵬対鶴竜。鶴竜がまだ10勝というのもまた寂しいです。