前回白鵬が優勝した、平成29年11月九州場所を思い返す
こんにちは。
今年平成30年も、もう9月、秋場所ですね。
平成30年の大相撲本場所も、あと2場所のみとなりました。一年って、早いものですね〜。
今年はまだ白鵬が優勝していないんです。最後に白鵬が優勝したのは去年平成29年の11月場所です。
白鵬が前回優勝した平成29年九州場所
日馬富士の暴力事件
去年の11月九州場所といえば、三日目に横綱日馬富士が休場した場所。本場所中に、暴力事件のニュースがたくさん報道されました。
その事件の対応について、相撲協会関係者が「今は本場所に集中しなくてはならないので、暴力事件については場所後に対応する」というコメントを何度も言っていました。
相撲ファンからすると、「今は本場所に集中」というのはごく自然な話なのですが、相撲を普段見ない人からすれば、すごく違和感があったんじゃないかなと思います。刑事事件より相撲が優先って、ちょっと尋常じゃない感じがしますもんね。
お相撲さんは、尋常じゃないくらい本場所にかけてますよね。
白鵬優勝インタビュー
あの場所は白鵬が優勝をして、優勝インタビューで万歳三唱や、「膿を出し切る」「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に」という発言をして、後でだいぶみんなに怒られていたなあ。
私としては、万歳は「無事に一年終わって良かったね、ありがとうございました。来年もいい年になりますように」くらいの意味だったと思うし、
「膿を出し切る」という言葉については、たぶん白鵬はこの日本語のニュアンスを完全には理解できていなくて、「暴力根絶」と同じような意味だと思って口に出したんじゃないかな、と思うし、
「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に」というのはただ単に二人に戻ってきてほしかったから言っただけだと思います。
なので、私の感覚では、あのインタビューは別に問題無い、むしろ良いインタビューでした。
でも確かに、『万歳』は白鵬自身の優勝を讃えているんじゃないかとか、膿とは何のことなのかとか、日馬富士と貴ノ岩を土俵に上げると決める権限が白鵬にあるとでも思っているのかとか、悪い方にに受け取ることもできるインタビューではありましたね。