平成30年大相撲秋場所5日目、各取り組み内容。北勝富士好調優勝目指す
こんにちは!
平成30年大相撲秋場所は、序盤5日が終わりました。
各取組み、印象に残ったところなどを書きます。
十両
明瀬山ー○安美錦
立合い、待ったが2回ありました。
1回目の待ったの後から、安美錦がカリカリしだしたように見えました。明瀬山が手を付くのが遅くてイライラしたのでしょうか。
3回目は、明瀬山のほうが先に手をついて立合い。安美錦は張り差しに行きましたが差せず、突き合いになりました。互いの体が離れて見合う一瞬もありました。
安美錦は回しを取ると、どんどん体勢を低くして頭をつけ、食らいつくような形になってどんどんと寄っていき、寄り切り。安美錦の勝ち。
安美錦というと、引き技がとても多いイメージがありましたが、今日はどんどん動いて攻めていて、本当に若く見えました。取組終わるまでずっとカリカリしていたような気もしました。
幕内
千代翔馬ー○貴ノ岩
なんとなく、気の強そうな二人。割といつもコワイ顔をしている印象があります。
貴ノ岩は返り入幕ですね。
相撲の内容は、もう、突っ張り、張り手、どんどんとめちゃめちゃに手がたくさん出て、もみくちゃになりながらの押し合い、突き合い。何がなんだかわかりませんでしたが、最後は貴ノ岩がまわしをとって寄り切り。
竜電○ー錦木
竜電は左下手でまわしを掴み、右手は錦木の脇に差したけれどまわしには届かず、錦木は竜電の両腕を抱え込んできつく極めている、という形で土俵中央で動きが止まりましたが、竜電が右手もなんとか錦木のまわしへ届かせて両手でまわしを掴むと、力を出して寄っていき寄り切り。竜電の勝ち。
やっぱり、まわしを掴むと力が出るものなんですね。
錦木の極めがきつそうで、竜電の腕が折れないか心配になりました。
北勝富士○ー琴奨菊
元大関琴奨菊は左差しを狙っているようでしたが、突き合い・押し合いになりました。
北勝富士は喉輪とハズ押しで押していき、いなしも交え、最後はもろハズで押出し、北勝富士の勝ち。
北勝富士、力強かった!
北勝富士は5連勝。すごく気合が入っている感じがしました。同い年の御嶽海は優勝も経験したし、大関取りにも挑戦していますから、そのことを北勝富士も意識しているのかもしれません。
優勝目指しているらしいし、行けるかもしれません!この調子なら。
BBM2017大相撲カード■レギュラーカード■85/北勝富士 大輝/期待の若手
こんにちは🗻
— changasano (@changasano) 2018年9月13日
四日目の解説メンバーですと、以前リクエストを募集した際、錣山親方と舞の海さんのバトルをテーマにしてほしい、というリクエストをいただいた事を思い出します。やはり、楽しみにしてらっしゃる方は多いのでしょうか。
そして、北勝富士関の完全復活も楽しみな今場所です。 pic.twitter.com/XMR2c0OKHk
松鳳山ー○阿武咲
阿武咲の突きが重かった!一瞬引きを交えながらも、まっすぐ前にどんどん押していき、阿武咲の勝ち。
松鳳山はまわしを取れませんでした。
私は、阿武咲って割と体が小さいお相撲さんだったイメージがあるんですが、そんなことなかったようです。
妙義龍ー○阿炎
こちらも、実力者・妙義龍がまわしを取りに行くも取れず、阿炎は激しく突っ張って、そのまままっすぐ突っ張って押し出し。阿炎の勝ち。
放送で、取組のあとの阿炎の談話が紹介され、「直前まで変化しようかと思っていた。変化しなくて良かった!」と言っていたそうです。
解説の北の富士勝昭さんは、阿炎の体重を聞いて、
「そんなに重いの??もっと細く見えるけど…やはり手足が長いせいかなあ?」と言っていました。
玉鷲ー○逸ノ城
1回目の立合いは、ふわっと立った感じになって、行司が待ったをしました。
逸ノ城は右差しになれず、玉鷲が突っ張りで土俵際まで攻め込みましたが、逸ノ城が両手を差すと、すぐにまっすぐ反対側の土俵際まで持っていき寄り切り、逸ノ城の勝ち。
御嶽海○ー栃ノ心
栃ノ心は左は上手まわし狙い、右かちあげ。まわしは取れませんでした。御嶽海は頭と手で同時にドスン!ドスンと2回当たって、栃ノ心を一歩後ろに弾き、そのあと御嶽海が二本差して両手で栃ノ心の背中の方のまわしをとると、栃ノ心は外四つになって御嶽海のまわしを両手で掴んで力を入れましたが、御嶽海がどんどんと寄っていき寄り切り。御嶽海の勝ち。
秋場所5日目持論解説注目は御嶽海VS栃ノ心!お互い大事な取組!御嶽海はまわしを取られるとキツイので栃ノ心の懐に入り叩かせた所を一気に攻めたい。栃ノ心は昨日の玉鷲戦もそうだがまわしを取れないと叩く癖がある。我慢してまわしを取り攻める事が出来れば栃ノ心が有利。まわしが取れるかに注目!
— 二子山雅高(元大関雅山) (@futagoyama_sumo) 2018年9月12日
貴景勝ー○白鵬
立合い、まわしが取れず、白鵬が押しで攻めて行くと、貴景勝が右の方に向かってタイミングよく強くいなし、白鵬の体が泳いでつんのめって、二人の体がかなり離れた状態で、一瞬動きが止まりました。白鵬がギリギリ残っているのに気づいた貴景勝が、慌てて白鵬に向かって突進しましたが、白鵬は横に飛ぶようにして避け、貴景勝は白鵬の体や足につかまってこらえようとしましたが倒れ込んでしまい、白鵬の勝ち。決まり手は叩き込み。
勝負がついたあと、白鵬が苦笑いしちゃってました。
貴景勝のいなしのタイミングがやはりとっても良かったですね。
<五日目の様子>幕内取組。白鵬 叩き込み 貴景勝。白鵬5連勝。六日目の取組→https://t.co/b7CZgXlEeE #sumo #相撲 pic.twitter.com/ZhrmuMs0GA
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月14日