平成30年大相撲9月場所13日目!取組み内容・結果・感想/白鵬対稀勢の里
こんにちは!今日は平成30年・2018年9月、大相撲秋場所の13日目。
昨日の時点で、白鵬だけが全勝で、1敗力士はいません。なので今日(13日目)の結果によっては、白鵬の優勝がほぼ確定的になる可能性もありますね。
私は今日もテレビ観戦です。結果・内容・感想など書いていきます。
大栄翔○ー朝乃山
大栄翔が勢いよくバシバシ突っ張って攻めました。
朝乃山も一旦は土俵際残して真ん中に戻り、大栄翔の突っ張りをしのいでいましたが、最後は一瞬大栄翔が右差しになって、朝乃山を土俵際の外へ。決まり手は寄り倒し。
とにかく大栄翔の勢いが良くてカッコ良かった!大栄翔も朝乃山も7勝6敗になりました。
<十三日目の様子>幕内取組。大栄翔(7勝6敗)寄り倒し 朝乃山(7勝6敗)。遠藤(2勝11敗)叩き込み 阿武咲(3勝10敗)。魁聖(6勝7敗)寄り切り 千代の国(3勝10敗)。#sumo #相撲 pic.twitter.com/VO0n92aPlB
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月21日
ところで、大栄翔の似顔絵にチャレンジしてみました。
玉鷲ー○貴景勝
二人とも突き押し相撲ですが、身長も差があるし、攻め方の特徴もそれぞれ違うふたり。
立ち合い貴景勝が先に土俵に手をついて、玉鷲が手をつかず、貴景勝が先に立ってしまって立ち合い不成立。
二度目の立ち合い、私の印象だと、貴景勝の方が一瞬早く立ったように見えましたが、今度は立ち合い成立。
貴景勝の方が下から踏み込んで、ドスドス突っ張って進んで行き、玉鷲ものけぞってこらえようとしましたが、貴景勝が一方的に攻めて押出し、貴景勝の勝ち。
<十三日目の様子>幕内取組。豊山(2勝9敗2休)突き落とし 勢(2勝11敗)。貴景勝(7勝6敗)突き出し 玉鷲(3勝10敗)。逸ノ城(6勝7敗)押し出し 千代大龍(4勝9敗)。御嶽海(7勝6敗)押し出し 妙義龍(8勝5敗)。#sumo #相撲 pic.twitter.com/iGdrvvtZw8
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御嶽海○ー妙義龍
先場所優勝の御嶽海と、実力者妙義龍の取り組み。
妙義龍は、技能賞を5回も受賞したことのある力士ながら、ちょっと前までは平幕の下位や十両に番付を下げていました。今場所は前頭5枚目まで番付を戻しています。今場所の調子も良さそうで、妙義龍は現在8勝4敗。
昨日の敗戦で、今場所の大関獲りは潰えた御嶽海。どんな調子になるでしょうか。気持ちが切れたりしないかな?
今日の取り組みは、最初は押し合いになりました。
そのあと妙義龍が御嶽海の両手をおっつける体勢で、一旦動きが止まりました。
妙義龍が引いたところに御嶽海がついていき、寄り切り。御嶽海の勝ち。
御嶽海は7勝6敗になりました。まだ勝ち越していないんですね。
正代○ー栃ノ心
怪力の栃ノ心と、器用なイメージのある正代。もし栃ノ心に吊られたら、どうやって抗戦するんでしょうか。
取り組み始まって早い段階で正代は右の下手深い位置でまわしを取りました。
栃ノ心もまわしを取ろうと何度も手を両手を伸ばして掴みかけましたが、そのたびに正代がお尻を振ったり一歩下がったりして、まわしは取らせませんでした。
正代が深く差していた右手で掬い投げ、正代の勝ち。
栃ノ心、今日はカド番脱出できませんでした。
いいところで勝っちゃう正代が好きになりました(^^)
阿炎ー○高安
阿炎はどう出るでしょうか。立ち合い変化もありそうですが、それじゃあありそう過ぎますかね。ばればれですかね。
立ち合い、阿炎は両手を出して突きに行きました。高安はあまり強く当たらず、少し上体を右にして、阿炎の突きを避けるような動きに見えました。
阿炎も手を出して突っ張りましたが、最後は高安が阿炎のお腹を突いて突き出し。高安の勝ち。
稀勢の里ー○白鵬
誰がどう見ても今日イチバンの注目の取り組み。両力士が横綱になってからは初の取り組みだそうです。
立合いがちゃんと合うかどうか、心配になってしまいます…。
立ち合いは稀勢の里が先に土俵に手をついて、そのあと白鵬がすごい速さで手をつきました。両力士ちゃんと同時に立ったように見えました。
立ち合い白鵬は右で張って左を深く差し、白鵬の右と稀勢の里の左手は差し手争い。
白鵬が前に出ながら右も差してもろ差しになりました。稀勢の里は横に動いて一旦残し、叩きに行きましたが、白鵬はそれを問題にせず、低い体勢で寄り切り。白鵬の『完封』勝利でした。
同じ横綱ですが、差があるように見える相撲でした。
<十三日目の様子>幕内取組。白鵬(13勝)寄り切り 稀勢の里(9勝4敗)。#sumo #相撲 pic.twitter.com/VWLbz3ewRf
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月21日
鶴竜ー○豪栄道
優しそうな鶴竜、気の強そうな豪栄道。でも、立ち合いの低さとか、まわしを取りに行く感じとかがなんとなく似ている感じもします。
ふたりが仕切っている時、客席から「豪栄道コール」がおこりました。「きっと鶴竜ファンは黙って応援してるからね!」って鶴竜に言いたくなりました(^^)
鶴竜が先に土俵に手をついて、豪栄道がつく前に鶴竜が立ってしまい、立ち合い不成立になりました。
2回目の立ち合い、豪栄道は左で張り手。両者頭からぶつかりながらまわしを取りにいきました。
直後、鶴竜が引いてしまい、それに乗じて豪栄道が低い姿勢のままダッシュで走って押していき、そのまま勢いよく土俵の外に出しました。決まり手は押し出しで豪栄道の勝ち。速い相撲でした。
取組み後、鶴竜のほっぺには、豪栄道の手形がついていたそうです。
初日から10連勝で相撲内容も良さそうだった鶴竜ですが、栃ノ心・高安・豪栄道の三大関に三連敗… ちょっと寂しくなってしまいます…。
鶴竜の今場所の優勝はなくなってしまいました。