平成30年大相撲秋場所9日目取組み内容、結果。白鵬、謎の棒立ち体勢からの寄り切りで9勝目!
こんにちは〜。平成30年(2018年)大相撲秋場所、今日は中日の次の日、9日目。私はスマホのテレビで見てました。
今日の取組内容など、私の印象に残ったところを書いていこうと思います。
松鳳山ー○竜電
松鳳山は右は張り手、左は深く差し、もろ差しを狙って右も差そうとしましたが、竜電が左手で松鳳山の右手をおっつけてもろ差しは封じます。
その状態でかなり時間が経ったとき、もろ差しにはなれないと見た松鳳山がバッと体を離し、突っ張りに変えました。
でもすぐに松鳳山がまた左を差し込み、右もさそうとするも、また竜電がそれを防ぎ、竜電が右手で松鳳山の左の差し手を外から抱えながら体を開いて小手投げ。竜電の勝ち。
竜電勝ち越し。平幕の勝ち越し第一号。
<九日目の様子>幕内の取組。竜電-松鳳山は竜電が勝って8勝1敗。#sumo #相撲 pic.twitter.com/2wMy5tYUqz
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月17日
輝○ー北勝富士
北勝富士は右手を前に出しながらあたり、最初は突っ張り合い、すぐに右四つになりました。
四つに組んだまま輝が横に動き、相手の差し手を小手に振って小手投げ。輝の勝ち。
ちょっと私の目では、決まり手が小手投げだとは分からなかったです。
初日から七連勝で、先場所の御嶽海に続いて優勝するかと期待された北勝富士でしたが、昨日から2連敗で7勝2敗。
正代○ー妙義龍
新旧、技巧派のイメージがある二人。
妙義龍がもろ差しでまっすぐグーッと前に出て攻めていき、土俵際が近くなったところで、正代が外から妙義龍の腕を挟んだまま、ぐるっと左から後ろに体ごと振り返り、相手の力を後ろに逃がすようにして妙義龍を投げて小手投げ。正代の勝ち
豪栄道○ー貴景勝
むっつりしてて気が強そうな二人。二人とも関西出身。二人とも負けん気が強そうな感じです。
立ち合い豪栄道はまわし取りに行くも取れず、貴景勝は突っ張りで攻撃。豪栄道は下から手をあてがいながら凌ぎます。豪栄道が頭を下げていき、相手の引きに乗じて押し出し、豪栄道の勝ち。
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御嶽海ー○白鵬
立ち合い、白鵬は左上手前まわしを取ります。でもその上手はすぐ御嶽海が切りました。右四つの形で、攻めたり攻められたりしたあと、白鵬が右の下手でまわしを掴み、御嶽海が左の上手を掴んだ状態で動きが止まりました。
御嶽海は白鵬の胸に頭をつけて、白鵬の方は体が起きてすっかり棒立ち、という体勢で、かなり長く時間が経ちました。
そこで白鵬が御嶽海の足を軽く蹴りました。それが合図だったかのように御嶽海が動き出したところで、白鵬もすばやく体勢を低くして攻めて、バババッと目にもとまらぬ速さで動いて寄り切り、白鵬の勝ち。
(「バババッ」のところに、白鵬の技がたくさん出ていたんだろうな、とは思いますが、速すぎて見えませんでした)
白鵬が棒立ちになったところは、御嶽海がそうさせたというよりも、白鵬がわざと自分から棒立ちになったように見えました。
白鵬が御嶽海の足を蹴ったのは、「早く攻めて来いよ!やる気あんの?」っていう意味がこもっていたように思えました。
(私がそう思っただけですよ、白鵬がそう言ったわけじゃなくてね。)
これで負けてしまった御嶽海、支度部屋に下がっていくときに「あークソ!!」と叫んでいました。あれは悔しいですよね…。
【横綱白鵬全勝守る!不利な体勢から御嶽海を退ける】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2018年9月17日
●御嶽海ー白鵬○
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稀勢の里○ー栃ノ心
注目力士同士の対戦。
今場所初めて『稀勢の里が勝った』っていう感じがする取組でした。
お互いに左四つに組んでまわしを取り、栃ノ心の投げもこらえ、最後は力強く引きつけながら寄り切り、稀勢の里の勝ち。