2018年9月、大相撲秋場所千秋楽!取組み内容、優勝インタビュー、感想。白鵬全勝優勝
こんにちは!今日は千秋楽ですね。平成30年(2018年)秋場所、今日でおしまいです。
私は、場所の前半の「誰が優勝するか分からない」感じが好きなんですが、千秋楽もいいですね。
今場所は昨日で優勝も白鵬で確定しているので、今日はなんかホッと落ち着いた心で相撲が見られました(^^)
栃ノ心○ー高安
昨日カド番脱出した栃ノ心と、11勝した高安。
高安は左差しねらい。栃ノ心は右脇をしっかり締めて右ハズ押し(おっつけかも?)で高安の差し手を封じます。
そのまま栃ノ心が右ハズでグッと高安を押し離して送り出し。
<千秋楽の様子>幕内の取組。栃ノ心(9勝6敗)送り出し 高安(11勝4敗)。#sumo #相撲 pic.twitter.com/bdaynkm50t
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月23日
↑この体勢でも「ハズ押し」っていう言い方でいいんでしょうか。
稀勢の里ー○豪栄道
長年『大関同士』としてお馴染みだった二人の対戦。
豪栄道は上手で右前みつ、左差し。右の上手でぐんぐんぐんっと厳しく前に攻めて、すぐに突き落としで稀勢の里を転がし、豪栄道の勝ち。
最後コロンと転がされた稀勢の里を見ていたら、なんとなく、大人と子供の相撲のように見えてしまいました。
鶴竜ー○白鵬
立ち合い、瞬時に右四つになり二人とも両手でまわしを掴みました。
鶴竜がまわしを引きつけたり、投げのような動作でバランスを崩したりして攻めようとしますが、白鵬には通じません。
引きつけ合いのときは、背が高い方が有利そうに見えました。鶴竜の足は土俵から離れかかっていたけど、白鵬の足はしっかりついていたので。
少し長めの相撲になりましたが、いつの間にか鶴竜の手がまわしから離れて、鶴竜が土俵に背を向けてしまい、送り出し。白鵬の勝ち。白鵬全勝優勝。久しぶり。
実は私の目には、最後、鶴竜が自分でまわしから手を離したように見えたし、土俵際も自分で歩いて土俵から出て行ったように見えました…(^^) なので、「ん?なにやってるの?」と思っちゃいました。
でも解説の北の富士さんが「いい相撲だったね」と言っていたので、たぶん私の見間違いだと思います。私、スマホのテレビで見ているので、画質も悪いし。
【白熱の横綱対決!白鵬が14回目の全勝優勝】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2018年9月23日
●鶴竜ー白鵬○
大相撲秋場所千秋楽#大相撲 #sumo #鶴竜 #白鵬 pic.twitter.com/cLcrZaw4Bk
動画を見ると、一番最後に、白鵬が一瞬下がって、上手の左脇を締め直してまた前に寄っていくことで、鶴竜の右の下手が切れていますね。
白鵬表彰式、インタビュー
内閣総理大臣杯の授与のときに、内閣官房長官の菅さんが、総理大臣杯を持ち上げようとかなり頑張っていました(^^)。 内閣総理大臣杯はかなり重いそうで、いつも呼び出しさんなどが持ち上げるのを手伝います。
白鵬の優勝インタビューでは、白鵬とアナウンサーさんが、いろんなことをしっかりお話していました。(スポーツのインタビューって、内容は無くて勢いだけあるってことも多いですよね。)
19歳で新入幕、22歳で横綱になったこと、今年はお父様がご逝去されたこと、怪我のこと、白鵬自身の体のことなど、しっかりと話していましたが、「今後の目標」という質問に対しては、白鵬は答えませんでした。アナウンサーさんは「今後の目標」を2回も聞いたんですが、白鵬は2回とも、「今までがんばれて、記録も達成できて、賜杯も39回抱くことができて良かった」というような、「目標」とは逆の、過去を振り返る言葉で返していました。
放送席
北の富士さんが、「若手が育っているようで育っていない」と言っていました。
もちろん、育っていなくは無いと思いますが、白鵬と同じくらい強そうな若手お相撲さんの姿はちょっと見えないですね。白鵬は22歳の時にはもう横綱になったわけですから。
白鵬が年齢的にもう続けられなくなるまでに、そのくらい強いお相撲さんが出てくるのでしょうか。白鵬が引退しちゃったらどうなるんでしょうか。
以前、舞の海さんが「白鵬は衰えた」と述べたことについて、今日の実況アナウンサーさんが舞の海さんに話を向けていました。
「衰えてなんかいない」と言っている白鵬ファンの人もいるようですが、私は、衰えてはいると思います。それなのに、白鵬と互角に戦うお相撲さんはまだいないというのは少し寂しい。でも、白鵬の方も、衰えてはいきながらも、それでもどうやって強い相撲を目指していくのか楽しみです。
白鵬は、四股をたくさん踏んでいるから強いんだそうです。四股を踏みさえすればいいのなら、そんなに難しいことでもなさそうな気がしてしまいます。たとえば「運動神経」とか「体の柔らかさ」「相撲勘」なんかは、頑張っても鍛えるのに限界がありそうだけど、「四股を踏む」だけなら、時間さえかければ誰だってできますもんね。
立合いの手付きのことなどについて、審判や行司さんによって基準が違いすぎるので、研修会などをした方が良いのではないか、と北の富士さんが言っていました。
あと、今場所は三賞受賞者が一人もいなかったそうです(涙)
私は、テレビを最後まで見たあと、優勝パレード行こうかなーと思いましたが、ちょっと時間がないので行きませんでした。後でネットで見たら、パレードの騎手が炎鵬だったそうです。行けばよかった…行くべきだった…
<千秋楽の様子>賜盃を持つ白鵬を中心に一門の関取衆が優勝41回のポーズで。左から石浦、魁聖、旭秀鵬、炎鵬。#sumo #相撲 pic.twitter.com/T8LAqIYAAA
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年9月23日